東京クロノスを評価レビュー!賛否両論のVRアドベンチャーだが真実は!?

Oculus Quest2

東京クロノスはクラウドファンディングから始まり実現した大型VRアドベンチャータイトルです。すでに発売からかなりの時間が経っていて評価も賛否両論ですが、真相はいかに?

実際にプレイしてみた評価とレビューを載せておきます!

この記事では重大なネタバレは伏せていますが、苦手な人はご遠慮ください。

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東京クロノスのゲーム性と特徴は?

ジャンルはノベルゲーム

東京クロノスのプレイ画面

東京クロノスはジャンルで言えばアドベンチャーなのですがもっと掘り下げると、ひと昔前にゲームブックやかまいたちの夜のようなテキストを読み進めていくタイプのノベルゲームです。

東京クロノスはVRゲームなので3Dモデリングされた魅力的なキャラクター達のセリフが画面に表示され、物語を読み進めていく事になります。

操作は単純でほぼ読み進めるだけ

東京クロノスの操作方法

プレイに際して複雑な操作は一切無く、基本的には読み進めてエンディングに辿り着く一本道のストーリーとなっています。

VR初心者でも何もつまづかずに安心して物語に集中する事が出来るでしょう。

途中のエンディングがいくつかある

東京クロノスで選択肢を選ぶ所

基本的には一本道なのですが、途中の選択肢次第ではエンディングを迎える事もあります。

数種類のエンディングを見る事が、物語の真実に辿り着く条件にもなっていますので、選択肢を選ぶ時は色々と試してみましょう!

東京クロノスのあらすじ

東京クロノスのあらすじ

本作の主人公、櫻井 響介=プレイヤーは目を覚ますと見た事もないビルの中。

ここがどこなのか場所も分からず、なぜここにいるのかの理由も思い出せない。

そんな時、暗がりから現れたロウと名乗る謎の男。

響介に意味深なセリフを言い放ったままどこかへ消えてしまった。

ビルを抜けるとそこは見慣れた街の渋谷だったが、人が一人として存在しない。

困惑した中でようやく響介は幼馴染である桃野夕を見つけ、状況の確認をしていると次から次へとかつての幼馴染が集結してくる。

8人のメンバーが集まり、意見交換をした結果どうやらここは現実世界とは違うらしい。

それ以上の正確な今の状況が全く分からない中、突如としてスクランブル交差点の巨大ディスプレイに謎のメッセージが表示されたのだった。

「私は死んだ。犯人は誰?」

誰が死んだのかも分からないが、その犯人を見つけなければここからは出られないらしい。

まさか、この8人の中に犯人がいるのだろうか?

無人の渋谷から脱出する為の犯人捜しと8人の記憶を辿る物語が幕を開ける。

東京クロノスの魅力を語る

シリアスで重厚、胸を締め付けられるストーリー

東京クロノスでロウがナイフを向けている所

東京クロノスは可愛らしいキャラクターイラストですが、展開されるストーリーはめちゃくちゃにシリアスで重く、テーマは胸を締め付けられます。

この現代社会にも通じるような重いテーマの数々を含んで展開していくので、もしかしたらプレイヤーの中にも共感して胸が締め付けられるような想いをするかもしれません。

各キャラの記憶が掘り下げられる時の切なさ

8人のメインキャラクターはそれぞれが辛い記憶や痛み、トラウマを抱えています。

それぞれの過去の記憶は物語がどんどんと進むにつれて明らかになっていくのですが、これがまた切ない( ノД`)

このゲームにはキャラが立っていない登場人物は一人もいません。

ゲームを進めていく内に全てのキャラクターに愛着が沸き、好きになります。

ここまで各キャラクターのバックボーンを丁寧に展開していくゲームはかなり珍しいと言えます。

このゲームに限り、全員が主役級です。

個性が無いキャラクターが一人もいないので、自分の推しキャラがきっと見つかることでしょう。

謎の男ロウの正体にも衝撃が走るので、ここからはプレイしてからのお楽しみです。

音楽やBGMも世界観にピッタリマッチ

ノベルゲームで重要な要素である音楽やBGMも東京クロノスではしっかりと作品の世界観にマッチしていますね。

エンディング曲なんて、ラストまで見たらボロ泣き間違いなしで、勢いでサントラをポチッてしまう可能性があるので注意しましょう(笑)

キャラの魅力をちょっぴり紹介

東京クロノスの櫻井響介

主人公・櫻井響介

本作の主人公。

ひとまずは主人公となっているが、話が進むにつれてそれぞれのキャラクターが掘り下げられていくので後半は主人公である事を忘れてしまう。

正義感が強く、ある事をきっかけに自分のヒーロー的な理想像を目指す事になる。

常に人の事を考え、自分の事はおざなりにしてしまうその姿勢は、どこか幼さを感じさせるが迷いながら進む姿はまさに主人公そのもの。

ただ、全キャラの中で一番好きになれるか?と言われると賛否両論。

東京クロノスの桃野夕

響介の最も古い幼馴染・桃野夕

カメラをいつも持ち歩いている明るく活発的な響介の一番古い幼馴染。

とにかく響介が好き。好き過ぎる。

響介の為ならなんだってしてしまうし、いつも一緒にいたい想いがプレイヤーにもガンガン伝わってきます。

作中で一番女子高生らしく優しさが光る天真爛漫な彼女ですが、物語の途中から…。

東京クロノスの二階堂華怜

超クールビューティ幼馴染・二階堂華怜

響介が昔、後から引きいれた幼馴染メンバー。

色々な過去があって、感情表現が壊れてしまっている感がある。

全キャラ中、恐らく一番プレイヤーの胸をエグる過去を持つ。

他人のせいでははなく、全ては自分のせい。

不器用で真っ直ぐすぎて、救ってあげたくなる。

私の推しキャラ。そりゃーそうですよ…。

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東京クロノスの東国ユリア

天才物理学者・東国ユリア

物理学者の父を持つ、天才と呼ばれる幼馴染の少女。

凄まじい頭脳を持っていて、東京クロノスの世界の謎に淡々と迫っていく。

その過去は天才的であるがゆえの寂しさが垣間見え、そっと寄り添いたくなる。

ぬいぐるみを手放せず、たまに腹話術で自分の本心を話そうとする所も子どもっぽさが現れているが彼女の過去を辿っていくと、納得できるようになるでしょう。

東京クロノスの神谷才

クール生徒会長・神谷才

政治家を父親に持つ生徒会長の幼馴染。

頭脳明晰、スポーツ万能の非の打ちどころのないキャラクターだが、それを鼻にはかけない。

客観的に見れば冷徹とも思える判断を下す時もあるが、それに思い悩む人情的な一面を持っているシーンも見られる。

東京クロノスの世界において、かなり重大な秘密を隠している。

なお、スピンオフ小説として発売されている【渋谷隔絶】の主人公でもある。

東京クロノスの両角愛

神谷絶対主義の書記・両角愛

神谷率いる生徒会の書記担当。

もはや忠実というよりも度を越えていて崇拝に近いレベルで神谷を尊敬している。

神谷の為なら5秒前までの意見も180度変えてしまう極端ぶり。

彼女もまた、見方によっては報われないキャラクター。

嫌いではありませんが、両角愛が一番好き!というプレーヤーは少ないかもしれない。

東京クロノスの蔭山哲

消極的な会計・蔭山哲

これでもか!というほどテンプレートな引っ込み思案の生徒会会計担当。

響介や神谷の事は尊敬しているが、いつも両角にけちょんけちょんにされていて、見ていて切ない。一発殴ったれや!と思う事も。

とてもよく人を観察していて洞察力にも優れている。

主役級には少し距離があるが、物語において重要な役目を果たす。

東京クロノスの街小路颯太

熱血単純男子・街小路颯太

一言で言えばお調子者で考えることは苦手。

感じたままに行動する分、ウソが無く裏表が無いが周りが迷惑を被る事もある。

底抜けに明るいが響介と同じく正義感が強く素直なので、状況に流されてしまう事も…。

最初から最後までとにかく真っ直ぐなキャラクターなので彼を嫌いなプレイヤーは恐らくいない。

東京クロノスのロウ

謎の男・ロウ

一番最初に響介がビルで目覚めた時に現れる謎の男ロウ。

非常に攻撃的な性格で、8人の仲をひっかきまわすような言動が多く見られる。

存在しないはずの「9人目の幼馴染」であり、一体何者なのか?目的は何なのか?もかなり長い間語られる事は無い。

終盤にその正体が明かされてくると全てが繋がっていく、物語の鍵を握る存在。

東京クロノスのクリアを終えた感想(ネタバレ無)

 

東京クロノスのオープニング画面

この画面はエンディングとは関係ありません

終わってみると、本当の意味ですっきりした感じがします。

後味の悪さが残る要素はほとんどありませんので、その辺りは安心していいかと。

VRという環境を活かした新しいタイプのアドベンチャー体験に挑戦した作品だったのでこれまでの作品とは一線を画していました。

ゲームキャラが巨人みたい!とか、鍋とかのオブジェクトがデカすぎる!雑!とか…。

カップラーメンが大きい

画像では分かりにくいが、手とカップラーメンを比べると凄いサイズ感。

発売後もかなり賛否両論でしたが、大切なのはストーリーです。

肝心のストーリーは燃える様な、という雰囲気でなく現代社会でも起こっているような身近な問題を扱っている分、プレイヤーの心にダイレクトに刺さってきます。

VRで没入感があって…という位置づけのゲームでは無く、ストーリーを引き立てる要素としてVRという媒体である必要があった、という逆説的な構成かと思います。

もしこれがVR作品で無く、今までのようにイラストとテキストで読み進めていくタイプだったとしたら似たような雰囲気の作品はあるので微妙だったかもしれません。

だが、名作だが傑作ではない

ストーリー的にはべた褒めなんですけど、物語の見せ方はもう少し凝っても良かったかもしれません。

例えば登場人物の過去の話になった時に、子どもの頃のキャラがシルエットで動き回る人形劇のような状態で話が進んで行きます。

シルエットの人形劇

これはどのキャラクターの過去の話でも全く同じような感じです。

フルボイスなのでそのままストーリーに没入させる為のシンプル演出ととれば納得ですが、それにしても少し物寂しさがありますね。

せめて所々でイラストを多用するなどして、より感情移入が出来るような工夫があっても良かった気がします。

また、選択肢でエンディングが分岐する場面もありますが何度か同じ場面をプレイしなければならない場合があります。

そういった時のスキップ機能がたまに働かない時もあって、この辺りもあまりプレイヤーには優しくないな…と思ってしまいました。

次回作は、越えてきた

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当ブログでもレビューしている「アルトデウスBC」は「東京クロノス」の制作で培ったノウハウと反省を存分に発揮している紛れもない「傑作」となっていました。

東京クロノスをプレイしていなくても全く問題ありませんが、プレイしているとファンならニヤッとしてしまう場面がありますので、アルトデウスプレイ前には併せてこの東京クロノスをプレイしておく事をおススメします。

まとめ

東京クロノスはVRアドベンチャーとして新しい一歩を開拓した作品でした。

VRで没入させるのではなく、ストーリーを味わい深くする為のVR。

そういった解釈が、東京クロノスの世界観ともピッタリマッチした結果でしょう。

残念ながら両手放しでべた褒めは出来ませんが、充分に購入してプレイする価値はあります!息つく暇もないサスペンスをぜひ体験してください!

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